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エコカラットとはどんなもの?

エコカラットとは、室内に使用される壁材の名称です。天然の粘土鉱物であるアロフェンなど、微細な孔をもつ原料から作られており、この孔から環境によって湿気が吸収・放出され、湿度の高い季節も低い季節も快適な環境を作り出してくれるという特徴があります。具体的には、まず、梅雨などの湿気の高い季節、湿気を外に放出してくれるので室内はカラッと快適になります。雨続きになると室内干しの頻度は増え、室内の湿気はさらに高まります。

湿度80%以上になるとカビ・ダニが繁殖しやすい環境となり、窓の結露が起きたりと家にとって負担が大きく、家の寿命が短くなってしまいます。逆に湿気の低い冬の時期にはエコカラットが湿気を吸収してくるので、室内は潤い、インフルエンザなどのウィルスの嫌う環境となります。また、エコカラットは湿気だけを通すのではなく、臭いの原因成分を吸着・脱臭して放出するので、ペットや生ごみの臭い対策には最適です。また、介護臭対策にも適しています。

そして、エコカラットには粘膜への刺激が強く、喘息やアトピーなどの原因になると言われているホルムアルデヒドやトルエンなどの揮発性有機化合物(VOD)を吸着し低減し、空気中の濃度を低める働きもあります。なんといっても特徴的なのは、電気・ガスなどのエネルギーに頼ることなく、このような快適空間作りが自然の力でまかなわれていることです。このように、エコカラットは環境負荷軽減に貢献できる内装建材であり、原料が土ということで資源が沢山あるという魅力もあります。防熱の窓のことならこちら

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